株式投資掲示板に投稿する人も玉石混交
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株式投資の銘柄別掲示板には、色んな投稿者がいる。
タイミング良く、要点だけを簡潔に書き込む人もいれば、元データや資料のリンクや、キャプチャ画像を貼ってくれる人もいる。
一方、ただただ何度も同じ事を、深夜まで何度も書き込む人もいる。
こういうタイプの投稿が増えると、あまり実りのない掲示板になったりする。
一般的には、株価が上がる材料を、何度も書く人を「買い煽り(あおり)」と言い、株価が下がると書き続ける人を、「売り煽り(あおり)」等という。
買い煽りの投稿者は、何日も前に出た好材料を飽きずに何度も投稿してくる。
株価を上げたいものだから、こういう行動は理解の範囲だ。
しかし売り煽りは、なぜ売り煽るのか、理由がよく分からないことも多い。
というのも売り煽りの投稿者は、特に悪材料がなくても、貸借銘柄(カラ売り可能)でもないのに、「下がる下がる」と書き続けるからだ。
これらは言ってみれば「根付きの投稿者」で、いつも同じ銘柄掲示板に投稿する人たちだ。
一方、株価が急騰すると現れる「渡りの投稿者」というのも多い。
株価が急騰していると現れて書き込み、株価が下がり始めると、いち早く撤退し、また別の銘柄別掲示板に出没する。
こういう渡りの投稿者をマークしておくと、注目の新銘柄を見つけられたりするので、意外に重宝する。
逆に「逆指標」と言って、その人がやってくると株価が下がるという、曰く因縁付の投稿者もいる。
彼らはなぜか旬が過ぎた頃に現れるので、現れるとそろそろ上昇がピークになるらしい。
渡りの投稿者と、逆指標投稿者
株式投資の銘柄別掲示板には、その掲示板にずっといる「根付きの投稿者」が何人かいる。
また旬な銘柄の掲示板に現れる「渡りの投稿者」というのもいる。
彼らは急騰株に鼻がきくので、彼らをお気に入りに入れておけば、今どの銘柄が旬なのか分かる。
株式投資のヤフー掲示板には、「お気に入りリスト」の機能があって、お気に入りに入れている投稿者が、投稿すると通知が出るのだ。
一方、銘柄を渡り歩く投稿者にも、上昇ピーク前後の微妙なタイミングで投稿を始める有名投稿者もいる。
彼らは「逆指標」なんて呼ばれることが多く、「○○さんが来ると、株価はピーク」「○○さんが買うと、株価が下がる」と言う風に認識されていたりする。
彼らが何を考えて行動しているのかは、もう一つよく分からない。
ある逆指標と呼ばれている投稿者は、株価が急騰した初日に現れて、薄利を取ったらすぐに撤退してしまう。
そうして数日後、旬が過ぎ始めた頃に、また急騰銘柄の掲示板に戻ってきたりする。
どうも逆張りで儲けようとしているらしく、急騰銘柄は苦手らしい。
なので投稿をさかのぼってみると、旬の過ぎた銘柄ばかり手がけていたりする。
また、上昇を続けていると、だんだん新しい投稿者が現れて、今までの投稿者が投稿しなくなる。
投稿者の顔ぶれがガラッと入れ替われば、上昇ピークが近いかも知れない。
こういう風に、株式投資の掲示板も、色々変化がある。
なので、その変化に気づかないと、逃げ遅れて儲け損なったり、逆に大損したりすることも多いから、注意が必要だ。