株で損する人の悪い習慣記事一覧

株を買う理由としてよく挙げられるのが「配当(はいとう)」と「株主優待」だ。株を持っている人は、その企業から利益の分配を受け取ることができる。企業から受け取る分配金が、「配当」と呼ばれるモノだ。因みに配当金を増やすときは「増配」、配当金を減らすときは「減配」、配当金を出さないときは「無配」という。そして株価に対する配当金の割合を、「配当利回り」と呼ぶ。配当金が2円で、株価が100円なら、配当利回りは...

株主優待も、初心者が株を買う強い動機になるらしい。株主優待とは、株主に配られるいろんなタイプの優待券だが、「株を持っているだけでタダでもらえる」というのが強い魅力らしい。飲食チェーンだったら、お食事券、レコード会社などではイベント参加券、衣服アパレル関連では、ハンカチなど、業種によって様々な優待品がある。利益が出てないので配当は出せないけど、自社製品ならプレゼントできます、という感じで優待品を用意...

配当金や優待狙いで株価が上がり、権利付最終日の翌日に株価が下がる。これが確実なのであれば、権利付最終日に株をカラ売りして、権利落ち日に株を買い戻せば、確実に利益が取れることになる。となると権利付最終日に、大量に株がカラ売りされて、大幅下落になるということも考えられる。ところが実は、そういうことは滅多に起こらない。と言うのも実は、権利付最終日にカラ売りした人に対しては、「配当落調整金」(はいとうおち...

株で損する人の習慣。次は「有名企業ばかり買う」だ。株式投資を始めた頃には、どうしても有名企業の銘柄ばかり売買することが多い。というのも知らない企業の株を買うのは、心理的に抵抗があるからだろう。知らないモノに対しては、猜疑心や恐怖心が起こりやすい。逆に言うと、知っているモノに対しては、安心感が起こりやすい。なので経営が危うい状態でも、有名企業の株を買う人は多いし、逆にずっと黒字の企業でも、無名企業の...

株で損をするパターンは色々あるが、「下落途中の株を買う」のもその一つだ。下落途中の株を買えば、損をするのに決まってるのだが、どういうだけだか、買って損をする。株の格言の一つに、「落ちてくるナイフはつかむな」というのがあったと思うが、株は下がり始めると、どこまで下がるか分からない。株価が上がっているうちは、買いたいと思う人が多いが、下がっている株を買おうと思う人は少ない。なので思いっきり下がって、も...

株で損する人の習慣。次は「全力買いでチャンスを逃す」だ。「全力買い」とは、自分の持っている投資余力を全部使って買うことだが、これをやると、絶好のチャンスを逃しやすい。というのも株で大きく儲けるチャンスは、そうそう毎日あるモノではないからだ。株価が2倍3倍になる事が多い新興市場の株の動きを見ても、株価が2倍以上になる銘柄は、年に20銘柄もない。株価が2倍になるには最短でも5連騰が必要で、2週間位はか...

株で損する人の習慣、次は「株依存症」だ。株依存症というのは、とにかく株式投資していたい、と言う状態のことだ。全力買いしてしまうクセも、行ってみれば株依存の一つで、買える余力があるなら、とにかく株を買いたいと言うことらしい。株依存症になると、市場が開いていないときでも、株のことばかり考えてしまう。土日でも株式投資の掲示板に熱心に何件も書き込む人がいるが、ああいうのも株依存症なんだろうね。で、問題は、...

株で損する人の特徴。次は「株は趣味」という人だ。「株で儲けるのが趣味」なら良いが、「株が趣味」だという人は危ない。というのも「趣味だから損してもいい」という「イイワケ」があるからだ。たいていの人が、株式投資を始めるときは、株で儲けようという気が、多少なりともあったはずだ。安値で買って高値で売れば良いだけだから、こんな簡単な話はない。ところが実際に株式投資を始めてみると、それが机上の空論で、いかに難...

株で損する人の習慣。次は「チャートに従わない」だ。多くの投資家が、株価チャートを見て売買している。株価チャートとは、いわゆる「ロウソク足」というヤツだが、これは需給関係の変化を表している。つまり、売り買いのバランスが、大きく買いに傾くと大陽線になり、逆に売りに大きく傾くと大陰線になる。そのため、多くの投資家は、売りサインが出てくると、売って利益確定や損切りし始める。そのために株価が下がるが、株価が...

株で損する人は、儲けるチャンスが平等にある…と勘違いしている。これは一種の迷信で、一般の投資家と機関投資家では、持っている情報量が全く違う。持ってる情報量が違うので、機関投資家は常に利益を上げ、個人投資家の多くは損ばかりする。と言うのも機関投資家は、必勝を義務づけられており、そのために毎日情報を集めている。自分たちの得意な分野に集中しており、企業の良い事も悪いことも、一般の投資家より早く知っている...

株で損する人の習慣。次は「他人のススメを信じて損」だ。他人のススメで株を買う人は、株で稼げる人にはなれないという。というのも他人の推奨銘柄を買う時点で、有望株を探すことをあきらめているからだ。玉石混交の銘柄の中から、有望株を見つける力が無ければ、株で稼いでいくことは難しい。銘柄選びができれば、あとはエントリーとエグジットの問題だから。また誰から推奨銘柄を教えてもらうかも、損益の重要な分かれ目かも知...

株で損する人の特徴、次は「掲示板の書き込みで売買する」だ。株には様々な銘柄があって、どれが有望なのかは中々分からない。そのため、色んな情報を知りたいのだけれど、すぐにその情報がつかめるとは限らない。なので重宝するのが、インターネット上にある様々な株式投資の掲示板だ。株式投資の掲示板にも色々あるが、急騰している銘柄の掲示板では、どこも様々な情報が飛び交っている。そのため、値上がり率ランキングなどを見...

株式投資の銘柄別掲示板には、色んな投稿者がいる。タイミング良く、要点だけを簡潔に書き込む人もいれば、元データや資料のリンクや、キャプチャ画像を貼ってくれる人もいる。一方、ただただ何度も同じ事を、深夜まで何度も書き込む人もいる。こういうタイプの投稿が増えると、あまり実りのない掲示板になったりする。一般的には、株価が上がる材料を、何度も書く人を「買い煽り(あおり)」と言い、株価が下がると書き続ける人を...

株式投資の掲示板は、銘柄探しにも役立つ。と言っても、株式投資の掲示板にも、色んな掲示板があるので、どうやって探せば良いのか、中々難しい。特に銘柄別の掲示板ともなると、千以上あるわけだから、その中からどれをみれば良いのか。たとえばヤフー掲示板の場合は、「マイページ」に「お気に入りリスト」があって、お気に入りユーザー(投稿者)も登録できる。なので銘柄探しに参考にできそうな投稿の多いユーザーを見つけて、...

株などで大損したあとは、大金をつぎ込んで、大ばくちに出てしまうことがある。これを説明したのが、プロスペクト理論という理論だ。これはノーベル賞経済学賞を受賞したギャンブルの理論だ。プロスペクト理論によると、多くの人が利益を得るときは確実な方法を採り、、損をするときはバクチに出てしまうのだという。たとえば今、二つの選択肢があるという。一つは、「参加すれば10万円を確実にもらえる」、もう一つは、「2分の...

株で損する人の悪いクセ、次は「大儲けが忘れられない」だ。株式投資を始める目的は、たいてい株で儲けると言うことだから、大儲けするのは良いことだろう。しかし株で儲けるのはなかなか難しく、大儲けとなるとさらに難しい。株価が十倍以上になる、「テンバーガー株」は毎年いくつかあるし、株価が2倍になる銘柄なら数十もある。こういう銘柄をつかんで儲けたら、笑いが止まらない。株価が2倍になるには、最短でも2週間くらい...

株で損する人の考え方。次は「損切りできない/損切りが遅い」だ。株を買ったら株価が下がりはじめ、買った価格よりも下がってしまう。すなわち「含み損」の発生だ。含み損が発生すると、そこで判断が求められる。「この株は、まだ下がるのか?」「下がるとしたら、どこまで下がる?」そして次は決断が求められる。すなわち、今、売って損切り(ロスカット)するか、それとも含み損を抱えたまま持ち越すかだ。ロスカットするか持ち...

株で損する人のやり方。次は「根拠無しに株を買う」だ。株を買うときには、株価が上がる何らかの根拠がないといけない。値上がり率ランキングを見て買ったり、日足チャートを見て買ってもよいが、「騰がっている理由」がハッキリしないと、売り時が分からなくなってしまう。たとえば良い決算が出そうだということで、ジワジワ騰がっている銘柄だと、決算発表が終わると途端に売られる。良い決算だと思っていたのに、実際に決算が発...

株で損する人の習慣。次は「結果がすぐに欲しい」だ。株価というのは、いくら有望でも、そんなに急には騰がらない。超絶好材料が出て、2倍になるような場合でも、2週間くらいは時間がかかる。2日連続ストップ高でも、3割前後しか上がらないので、株価が数倍になるには、どうしても1ヶ月はかかるのだ。また株価が何倍にもなるような、いわゆるテンバーガー株でも、騰がる途中には何度も下がったりする。たとえば増し担(保証金...

株で損する人の習慣。次は「ギャンブラーを気取る」だ。ギャンブラーを気取って、一銘柄に全資金を投入して、うまく稼げればよいのだが、株式投資はそんなに甘くない。株式投資で儲けるには、とにかく「大損を避ける」ことが重要で、利益と損失のバランスが重要だ。利益は大きく取り、損失は小さくする。これを「利小損大(りしょうそんだい)」というが、チャンスの時には株数を増やし、ピンチの時は株数を減らして対処する。チャ...

株で損する人の特徴。次は「負けを認めない」だ。負けを認めないというのは、自尊心が高い人の特徴だが、そのため、含み損が発生すると、ずっと決済せずに持ち続け、さらに含み損を大きくする。「自分の判断は間違っていない」「ちょっと地合いが悪かっただけ」こういう言い訳をしながら、出血を止めないで放置する。しかし株式投資というのは、数字でハッキリ結果が出るので、負けを認めて次の行動に移らないといけない。失敗した...

株で損する人の特徴。次は「旬の過ぎた銘柄を買う」だ。旬の過ぎた銘柄というのは、急騰後に株価が下落し、下落トレンドに入った株だ。下落トレンドに入っていても、売買が盛んに行われていて、思い出したように大幅上昇したり、ストップ高になったりする。ところがこういう状態では、株価が上がりにくく、以前のような急騰は望めない。というのも旬を過ぎたばかりでは、高値づかみして含み損を抱えている投資家が多いため、少々騰...

株で損する人の特徴。次は損切りが下手という話。株価が予想に反して大幅下落。こういうときは早い損切りが必要だ。というのも早く損切りして逃げないと、投資資金がみるみる減っていくからだ。株価が大幅下落するキッカケとしては、増資発表業績の下方修正信用取引の増し担商品やサービスの欠陥発覚・トラブル従業員のトラブル・横領など、様々なケースがある。株を持っているときに、こういう発表が出ると、株価は1割から2割ほ...

株で損する人は、急騰している株に飛びついて損をする。株価が上がっている株を買えば、すぐに儲かると思って、目一杯買いを入れたりする。ところが急騰銘柄は、急落しやすい銘柄でもある。元々売買参加者が少ないから、株価が急騰したり急落するのだ。だからニュースが出た瞬間は、売り板が薄いので急騰するが、時間がたつにつれて売り板が厚くなり、30分持たずに上昇が止まってしまう。そしてこの材料で株価が上がらないのか、...

株で損する人の悪習。次は「旬が過ぎた株を手放せない」だ。株で大損をするケースには色々ある。たとえば急騰株のカラ売りは、失敗すると大損どころか、借金まで抱えかねない。強い材料が出て急騰しているのに、この株はこんな高くないはずと思って、ストップ高近くでカラ売りしたら、寄らずの連続ストップ高で踏み上げ。こういうことをやると、資金があっと言う間に吹っ飛ぶ。株を買った場合は、会社が倒産しても、投資した資金が...

株で大損するケースには色々ある。カラ売りで入る場合は、急騰による踏み上げで大損する。しかし買いで入る場合は、ナンピン買い下がりで大損する。株を買って大損する場合は、株価が大きく下がるケースしかないが、ナンピン買い下がりをすると目も当てられない。たとえば一銘柄あたり、30万円とか50万円という風に、建てる建玉のサイズを決めて、自己ルールを守っていれば、損も想定の範囲内で済む。30万~50万なら、1割...

利益確定後に、大損することが多い。2~3週間かけて数十万儲けたのに、それをたった数日で失ってしまう。あれだけ利確したのに、なぜか投資資金が減っていく。これが何十回も繰り返されて、何百万もお金がなくなっていく。それにしても、一体なぜ、利確した金が、スルスルと手の中から抜けていくんだろう。どう考えても、おかしい。と言うことで、いろいろ考えてみた。ちょうど今、そういう状況だし。まず考えられる最初の原因は...

株で損する人の習慣。次は「増資・新株予約権のあるなしを確かめない」だ。材料が良くても、株価が上がるかどうかは、色んな要素があるわけだが、結局は買いたい人と売りたい人のバランスで決まる。さらに大口の買い手と大口の売り手のバランスが重要で、大口の動向次第で株価は騰がったり下がったりする。取引高の少ない閑散銘柄は、例外的にほぼ個人戦だから、大口の動向や手口はさほど関係ないけれども、時価総額がそれなりに大...

株価が2倍くらい上がりそうな好材料があっても、株価が上がらないことはよくある。こういう場合、第三者割当増資の新株予約権を持っている証券会社や投資会社がいて、新株を大量に売りさばいている事が多い。株価が低迷している銘柄の場合、予約権を発行していても、株価が上がらないため、なかなか権利行使が進まず休眠状態に陥っている事が多い。しかし好材料で株価が急騰し出すと、突如としてそれが蘇ってくるわけだ。新株予約...

株で損する人の習慣。次は「儲けにくい銘柄で勝負してしまう」だ。変な話、株で損するときと言うのは、儲からない状況や儲からない銘柄を買っていることが多い。。もっと他に楽に儲けられそうな銘柄があっても、なぜか掴んでいるのはジリ貧銘柄だったりして、それで損失が嵩んでいく。右肩上がりで騰がっている銘柄がたくさんあるのに、なぜか右肩下がりやピークを過ぎた銘柄を掴んでしまい、それで損をする。派手さはなくても、ジ...

株で損する人のダメなところ。次は「地合い(じあい)が悪いのに、ジタバタして損を増やす」だ。株式相場には、「地合い(じあい)」や「市場センチメント」と呼ばれるモノがある。地合いとは、簡単に言うと、株式相場の状態のことで、活況かそうでないかってことだ。株式相場が活況で、株価が右肩上がりに上がっている時は、「地合いが良い」という。地合いが良いときは、株価が多少下がっても、押し目だと思って買う人が多くて、...

センチメントとは、感情とか心理と言った意味だ。株式相場でセンチメントという場合は、市場参加者全体の気分や気持ちことを言う。「市場センチメント」と言う風に、丁寧に言う人もいるね。センチメントというのは、地合いに似た言葉だけれど、意味合いは少し違う。というのも、地合いというのは、あくまでも様々な要素が重なり合った結果であって、市場参加者の気分だけでは決まらない。たとえば機関投資家や投資ファンドが利益出...

株で損をする人の習慣、次は「月曜日の寄りつきで買う」だ。寄りつきというのは、他の時間帯と比べてリスクが高い。というのも大口の投資家が、ドカッと大きな売りを出してきやすいからだ。大口の投資家は、物凄い数の株数を買っているので、買い注文が厚いタイミングで株を売ってくる。買い板が薄い時間帯に売り注文を出したら、希望の株価で売ることができない。買い注文が10万株しかないのに、20万株を売り抜ける事は出来な...

株で損する人の失敗パターン、次は「予算ギリギリなので、焦って買ってしまう」。たとえば出来高が増えていて、しかも大口さんの買い注文が歩み値で確認できる。でも予算(投資余力)ギリギリなので、買えるかどうか怪しい。ちょっと下押しすれば買えるんだけど、上に飛んで行きそうだ。こういう場合、ついつい予算ギリギリで指し値を注文を入れてしまう。そしてその銘柄が、高値から下落してきて「買えてしまう」。買えたところが...