伝染病が流行ると騰がる株

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伝染病関連銘柄は、冬に賑わうテーマだ。

 

毎年毎年、冬にはインフルエンザが流行り、学校では学級閉鎖になり、話題になる。

 

インフルエンザウイルスは、毎年毎年少しずつ変化しているし、A型ウイルス2種類と、B型ウイルス2種類の、どれが流行るかは予想するのが難しい。

 

そのため、予防接種をしていても、毎年どれかのインフルエンザウイルスが流行して、ニュースになる。

 

そしてインフルエンザより厄介なのが、コロナウイルスの流行だ。

 

コロナウイルスは、風邪の原因となるウイルスの一つで、風邪の10%から30%くらいの原因が、このウイルスだ。

 

太陽のコロナのような形状をしているため、コロナウイルスと名付けられたのだが、これが何年かに一度、重症化して大勢の死者を出す。


 

SARS(サーズ)やMERS(マーズ) 恐怖のコロナウイルス

十年に一度くらいのペースで、コロナウイルスが流行する。

 

コロナウイルスと言っても耳馴染みがないかも知れない。

 

が、2002年に中国の広東省や香港で広まったSARS(サーズ:重症急性呼吸器症候群)のことを覚えている人も多いだろう。

 

サーズはコロナウイルスが原因で、中国のコウモリが持っていると考えられている。

 

2002年のサーズ騒動では、中国で700人以上の死者が出て、日本でも空港で中国から入国する旅行者全員に体温チェックをするなどの措置が執られた。

 

一方、日本ではあまり知られていないが、2012年に中東で流行ったMERS(マーズ:中東呼吸器症候群)もコロナウイルスだ。

 

マーズは、ヒトコブラクダが持っている風邪ウイルスで、サウジアラビアを中心に広まった。

 

サーズのような大流行はしていないが、重症肺炎を引き起こして致死率が50%にもなる重篤な伝染病だ。

 

しかも感染経路がよくわからず、2015年にはなんと韓国で36人が死亡する事態になっている。

 

中東へは、韓国のビジネスマンや労働者が大勢出稼ぎに出ているため、マーズに感染したまま帰国してアウトブレイク(局地的流行)を起こしたものと考えられる。

 

武漢コロナウイルス

2019年末に中国武漢を中心に大流行している新型ウイルスも、コロナウイルスが原因だ。

 

2020年初頭現在では、詳しいことはまだ分かっていないが、日米欧でも新型コロナウイルスの保菌者が見つかり、中国政府は1月末から海外旅行を禁止措置を取っている。

 

防疫 コロナウイルス 伝染病関連銘柄

防護服関連銘柄
アゼアス 3161

 

産業用マスク関連銘柄
興研 7963

防塵・防毒マスク大手。環境改善機器や医療・精密機器等。防衛省向けは独占。

 

重松製作所 7980

産業用防毒マスク首位。米3MへOEM供給。官公庁向け、防塵用マスクも手がける。

 

マスク関連銘柄
川本産業 3604
ダイワボウホールディングス 3107
シキボウ 3109

 

臨床検査受託 関連銘柄
みらかホールディングス 4544

臨床検査機器・試薬と、臨床検査受託サービスを手がける。
中国でも事業展開。

 

 

日本エアーテック 6291

クリーンルームを手がける。

日本アビオニクス 6946

発熱者の発見に使われるサーモグラフィー装置を手がける。

 

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