QRコード決済とは
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QRコード決済とは、QRコードという二次元バーコードを用いて行う決済のことだ。
QRコードを読み込むカメラと、QRコードを扱うプログラムと、通信回線があれば決済が出来る。
変な話、スマートフォンとパソコンとインターネットがあれば、必要なのはQRコードリーダーくらいだ。
中国でスマホ決済が爆発的に広まったのも、導入コストが安いからなんだね。
日本能率協会総合研究所が発表した調査結果によると、2023年には、日本国内のQRコード決済額は、およそ8兆円になると見積もられている。
QRコードの一例
※スマホのカメラで読み込むと、このサイトのトップドメインのURLが表示されます。
QRコード決済の仕組みとは
QRコードを使った決済とは、どんな仕組みなんだろうか。
QRコード決済の仕組みには、実は2通りある。
- お店側が用意したお店のQRコードを、お客側がスマホで読み取る方法
- お客さんがスマホで提示したバーコードやQRコードを見せ、お店側が読み取る方法
それぞれ長所と短所がある。
店舗提示型(Merchant-Presented Mode、MPM)
ユーザースキャン方式とも呼ばれる。
QRコード決済の手順
- 店舗が用意した店舗QRコードを、買い物客が自分のスマホで読み取る。
- お客さんが決済金額をスマホに手打ちで打ち込む。
- 金額をお店の人に見せて、決済ボタンを押す。
- 決済が完了したことをお店のヒトに見せて終了。
【長所】 お店側は、自分のお店の口座のQRコードを用意するだけで良いので、導入コストは安く済むし、屋台でもスマホ決済ができる。
【短所】 決済金額を打ち込み、それを従業員に確認してもらい、決済完了も確認してもらうため、時間がかかる。
利用者提示型(Consumer-Presented Mode、CPM)
ストアスキャン方式とも呼ばれる。
バーコード決済の手順
- スマホ決済アプリでバーコードを表示して店員さんに提示する。
- お店のバーコードリーダーで読み取ってもらう。
- 決済完了画面が出るのを確認して終わり。
【長所】 決済スピードが速い。
【短所】 レジシステムにコード決済の仕組みを入れなければならないため、レジを入れ替えたり、アタッチメントを追加する必要がある。
スマホ決済動画の例(ペイペイ)
バーコードを読み取ってもらう方法と、お店のQRコードを読み込む方法の両方の説明の動画です。
QRコードリーダー関連銘柄
- オプトエレクトロニクス 6664
- キーエンス 6861
- サトーホールディングス 6287
QRコード決済アプリ関連
ビリングシステム 3623
QRコードベースのスマホ決済ツール「PayB」
アイリッジ 3917
QRコード活用の電子通貨サービス「MONEY EASY」
メディアシーク 4824
スマホ向けQRコード読み取りアプリ