損切りで一番難しいのが、「騰がりそうで騰がらない」場合だ。騰がりそうで騰がらない場合、大きく下がっても、また騰がるんじゃないかと期待して、どうしても損切りが遅れてしまう。一時的に含み損ができても、チャートが右肩上がりなら、いずれは含み損が解消されるため、含み損ができても放置してしまう。ところがそこから予想に反して、急に売りが連続して下落トレンドになり、含み損が拡大してしまうことも多い。こういう風に...
下落トレンドと損切り記事一覧
騰がると思った株価が、上がらずにヨコヨコになるとき、どうするか判断が難しい。これはデイトレでは日常茶飯事なので、5分足チャートで考えてみるが、日足でも似たようなことが起こる。まずは上昇トレンドから上昇が止まり、そこで株価が騰がりも下がりもせず、チャートがヨコヨコになるケース。こういう状況というのは、「揉み合い」「保ち合い」と言われる状況で、株主がどんどん入れ替わっている状態だ。低位で株を買った人が...
下落トレンドの対処法。下落トレンドで難しいのが、損切りのタイミングだ。下落トレンドに入ってしまうと、どこまで下がるか分からない。連騰を続けていた有望株でも、連騰が止まると大幅下落で、さらにそれが何日も続く事が多い。超絶好材料が出た新興株などだと、株価が2倍くらいになった後、ストップ安・ストップ安・10%安、と言う風に、たった3日で4割も5割も下がったりする。なので予想に反した下げで、含み損ができて...
下落トレンド中の対処法。次は「しばらく休む」だ。週末や月末は、株が下がりやすい。これはなぜかというと原因が二つある。一つは、多くの投資家達が、休日中のリスクを回避するために、保有株や建玉を減らすからだ。休日中に何か事件や災害があって、経済環境が大きく変化したことで、株価が大幅下落することはよくある。これを嫌って休み前に、リスク回避売りがたくさん出て下がる。休日中のリスクを嫌って売るワケなので、この...
株で大損するケースは、たいてい株価の下落で起こる。というのも多くの個人投資家は、株を買って儲けようとするので、株が下がると損するからだ。そして株が下がるときに株を買うと、株価が下がって損をするのは、当たり前の話なのだが、なぜか下がっている株を買ってしまう。買いで儲けるという頭しかないので、押し目だ、ナンピンだと言って買い、損ばかりする羽目になるわけだ。一方、何十年も株式投資をやってきたプロのトレー...
プロのトレーダーは、売りから入る。というのも株価が上がるのはゆっくりだが、株価が下がるのはあっと言う間だからだ。これは割合で考えても分かる。500円の株が1,000円になるには、株価が2倍にならなければいけないから、最短でも1週間くらいはかかる。逆に1,000円の株が500円になるには、株価が50%下がれば良いだけだから、最短3日で半値になる。株価の上昇の場合は、株価が上がるにつれて売りも増えるの...
下落トレンドでは、損切りをいつするかが重要になる。ただしこれは、かなり難しい判断だ。というのも株を買いで入った場合は、少なくとも上昇トレンドだと思って、買いに入っているはずだから。それがいつの間にかピークを過ぎて、高値で揉み合った後、下落トレンドに入ってしまって、みるみるうちに株価が下がっていく。といっても、揉み合った後、株価がどちらに動くかは分からない。少しすればまた買いが入って、株価がまた上向...
日経平均株価が下落するかどうかは、海外の機関投資家の動向次第だ。海外の機関投資家達が、日本株では儲からないと判断したら、日本市場でのポジションを縮小して、投資資金を引き揚げる。引き上げた資金を他の国の株式市場や、国債などの債券市場や黄金などに、投資資金を移動させていく。機関投資家は、巨大な資金を運用して、運用益を上げないといけないので、見込みのないところに資金はつぎ込まない。成長が止まった成熟国よ...