株トレードには、自分独自のルールが必要

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株で損する人の考え方。

 

次は「損切りできない/損切りが遅い」だ。

 

株を買ったら株価が下がりはじめ、買った価格よりも下がってしまう。

 

すなわち「含み損」の発生だ。

 

含み損が発生すると、そこで判断が求められる。

 

「この株は、まだ下がるのか?」「下がるとしたら、どこまで下がる?」そして次は決断が求められる。

 

すなわち、今、売って損切り(ロスカット)するか、それとも含み損を抱えたまま持ち越すかだ。

 

ロスカットするか持ち越すかは、ケースバイケースで、どちらが良いかは全く分からない。

 

損切りした翌日に良いニュースが出たり、大きな買いが入って反騰することもよくあるし、逆に持ち越した翌日に、さらにとんでもなく下がることもよくあるし。

 

なのでロスカットするのも持ち越すのも、自分のルールに従った決断なら良しとすべきだろう。

 

自分の思った方向と逆に動いたとき、一旦、換金してやり直すのも良いし、反発の兆しがあるなら持ち越しても良い。

 

後日どうなるか分からないから、1週間か2週間くらい待って、そこで判断するというのでも良い。

 

1日2日持ち越した後、大幅に下がって、さらに下落の恐怖で投げ売りしたら、そのあと急激に回復することもよくあるし。

 

ただ、損切りする決心が付かなくて、何週間も何ヶ月も、塩漬けにしてしまうなら問題だ。

 


下がる株を持ち続けてはいけない

買った株が大幅に値下がりし、含み損ができてしまった場合、どこかで損切りする必要がある。

 

投資資金が山ほどあって、含み損があっても、何年も持ち続けられるなら、それはそれで良いかもしれない。

 

ただ株式投資・株トレードで、稼ごうと思うなら、貴重な投資資金を、塩漬け株で固定するのはよくない。

 

株価が下がっているのに、損切りせずに塩漬けにするのは、投資失敗を認めずに放置しているだけで、プロトレーダーなら絶対に許されないことだ。

 

株式投資は、あくまでも株を売買して、売買差益をとるのが本道だから、ハズした株は損切りして換金し、その金でまた別の株を買うべきなのだ。

 

それに損切りせずに放置しておくと、どこまで株価が下がるか分かったもんではない。

 

株価が半分になったり4分の1になったりするのは日常茶飯事だし、急騰株の高値づかみの場合は、10分の1になったり、20分の1になる。

 

粉飾決算で上場廃止になって、ゼロになるなんて事も結構あるしね。

 

つまり含み損ができたからといって、買った株をずっと放置するのは、お金をどぶに捨てたのと同様だ。

 

それだったら全部決済して、もう株をやめた方が良い。

 

株式投資をしているのではなくて、単なる株の持ち主でしかない。

 

どうしてもその株を持っていたいなら、さっさと換金して、株価が下げ止まったときに新たに買い戻せば良い。

 

こういうのを「回転」などというが、回転させることができれば、実は利益が上げやすくなる。

 

高値で売って安値で買い戻すなら、カラ売りしているのとほぼ同じだしね。

 


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