株価が大きく下がる原因
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株で損する人の特徴。
次は損切りが下手という話。
株価が予想に反して大幅下落。
こういうときは早い損切りが必要だ。
というのも早く損切りして逃げないと、投資資金がみるみる減っていくからだ。
株価が大幅下落するキッカケとしては、
- 増資発表
- 業績の下方修正
- 信用取引の増し担
- 商品やサービスの欠陥発覚・トラブル
- 従業員のトラブル・横領
株を持っているときに、こういう発表が出ると、株価は1割から2割ほど下がってしまう。
なので自分の持っている銘柄に悪材料が出たら、すぐに株を手放すかどうか考えないといけない。
業績の下方修正ならまだマシな方で、粉飾決算のニュースなどが出ると即売りだ。
すぐに成り売り注文を出して、たたき売らないと損失がバカ高くなる。
というのも、寄り前気配でストップ安になっていたら、次の日もまた大幅下落する確率が非常に高くて、3日くらい連続で大幅下落したりする。
こういう場合はもう半値以下になってしまうし、倒産や上場廃止になると、株価は1円になってしまう。
成り行き注文は、注文順に捌かれるので、とにかくもうすぐに成り売り注文を入れねばならない。
損切りしすぎで損切り貧乏
株で損する人の特徴の一つに、「損切りしすぎ」と言うのがある。
悪材料が出るたびに損切り、株価が下がったら損切り。
こうして損切りばかり繰り返していたら、いくらお金があってもたまらない。
ハタと気づいた時には、資金が百万二百万も減っていたりする。
損切りすること自体は悪くないのだが、不必要な損切りを繰り返すと、いくら利益を積み上げててもジリ貧になる。
「あれ?結構儲けてたはずなのに、何でこんなに資金が減ってるんだ?」という感じになって、どんどん負けていく。
持ち株に悪材料が出た場合は、その悪材料でどれくらい株価が下がるか、見当をつけて損切りしないといけない。
株価が下がっても、時間がたてばまた回復するのか、あるいはさらに株価が下がるのか、この判断ができないと損ばかりになる。
株価が下げ止まっていて、そこから回復する見込みがあるなら、すぐに損切りせず、1ヶ月くらい塩漬けにして様子を見ても間に合う。
もし株価が上がり始めたら、安値でナンピンして、購入平均単価を下げてから損切りすれば良い。
逆に株価の下落が底なしで、いつまでたっても下げ止まらないなら、早いうちに損切りしておかないと大金を失う。
さらに株価が安くなったと思って、下落途中でナンピンすると、出血がさらに拡がってとんでもなくなる。
しかしこういう見極めは、初心者には難しい。
こういうことは何年も株トレードをして、何度も失敗したり大損した経験がないと、妥当な判断なんてできっこないからだ。
つまり損切り貧乏になってしまう人は、株価の大幅下落で損切りしすぎたり、早すぎるナンピンして損を大きくするってことらしい。